おじいちゃんの認知症奮闘記 6

じいちゃんの認知症は周りにいる人はみんなわかっていてなるべくし親切にしてやろうと思っているんだけど、やっぱり認知症のひとはわがままになってしまうらしい、かと言って自分が認知症だと認めたくないので知り合いとかに会うと『げんきですか』とか『天気はいいですね』とか差し障りのないことを言って誤魔化すみたいだ、やっぱり男だからわがままだとか、プライドとかがあるんだろうね、まだそんなにはすすんでない、階段も平気で登るし新聞も読むしTV見て笑うし、全く普通なんだけどすぐに忘れてしまう、仕方のないことです、認知症と言われるのが嫌で健忘症とか言ってるけど そうなってしまった人しかわからない苦しみなんだろう、早く薬でも開発されればいいけど。今のことは忘れるけど小さな頃の事は覚えているみたいで、だんだん子供みたいになって行くんだよネ、生きているうちに親切にしたやろう、どこかに連れていってやったりして、まだ食事はなんでも食べれるのでいいかもしれないです、残された時間はあまり無いですけど、最後は幸せだったなぁと思わせてあげたいですね。

ありがとうございました  続く